なぜ虫歯ができるのか?
ほとんどの人が、一度はなると言われている虫歯は、
歯周病と並び、歯を失う大きな原因となっている。
先進国の中でも日本は、虫歯になっている確率は、非常に高いものだ。
子供や若い世代の虫歯は、減少傾向にあるが、
高齢者は虫歯が増加しており、問題となっている。
昔は、虫歯になる人は、甘いものばかり食べているからだ、
という風潮があったが、現代では必ずしも、
それが理由とは、考えられていない。
なぜかと言えば、個人差が大きいからだ。
もちろん、甘いものを食べることが多い人が、
虫歯になりやすい側面はあるけれど、
唾液の分泌量や飲食回数など、様々な要因が、
虫歯のリスクになると、現代では考えられている。
裏を返せば、生活習慣を見直し、普段しっかりと、
ケアをしていれば、虫歯は防げるということなのだ。
虫歯ができるには、ミュータント菌に代表される、
虫歯菌があるからなのだが、生まれたての、
赤ちゃんの口の中には、存在していない。
感染するのは、乳歯が生えそろってくる頃で、
感染源は、実は大人が口移しで食べさせたり、
はしやスプーンなど、同じ食器を使うことが原因なのである。
大人の場合は、治療した歯の隙間に細菌が入り込み、
治療した歯が、再び虫歯になることが多い。
その際、治療したところより、奥に進むことが多く、
神経に達する虫歯に、なってしまいがちだ。
治療したからと安心することなく、治療したからこそ、
徹底的に、ケアしないといけないのだ。
虫歯の治療法が、いくら進化しても、
日常的なケアをするのは、自分自身である。
また、高度な治療は、自費診療となり、費用もばかにならない。
健康な生活を維持するためにも、
歯の状態に、もっと関心を持つようにしよう。
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