ジュースの飲み過ぎは、キレる子どもを育てる?
「最近の子どもは...」 という枕詞は、いつの時代の子どもも、
聞かされてきた言葉で、実に、古代ギリシャの、アリストテレスの時代からあるという。
犯罪に走る子どもは、いつの時代も居たし、いじめも昔からあった。
昔の子どもは、弱い子を守り、強い子に立ち向かった、
などというのは、過去の美化に過ぎない。
いつの時代も、いじめというのは、自分より弱い者にすることだし、
多くの者は、「長いものには巻かれろ」 志向だったのである。
それにしても、最近の少年犯罪の報道の多さは、社会不安を感じさせる。
アレルギーにかかりやすい子どもの割合が、変化しているように、
犯罪に走りやすい子どもの割合が、変化していることも、また事実だろう。
その要因の一つとして考えられているのが、食生活の中での、糖分の摂りすぎである。
大量の糖分を摂ると、血糖値が一気に上がり、
それを下げようと、大量のインシュリンが分泌され、低血糖になりやすいのだ。
その結果、イライラしたり、集中力がなくなったり、
感情を抑えられなくなってしまう。
最近は、微糖やカロリーオフが大流行だが、糖分は、きちんと入っている。
小さいころから、気軽に、ジュースばかりを子どもに飲ませていると、
肥満や虫歯だけでなく、心にも悪影響を及ぼしてしまうので、注意しよう。
子どもの割合が減少しているのに、少年犯罪が目立つというのは、由々しき問題である。
一方で、18歳選挙権が実施されようとしている。
大人と子供の境界線が、どんどん不鮮明になっている現代社会。
子育ても困難な時代になっているが、明日の日本を背負う子どもたちが、
健康に過ごせるよう、出来る限りのことはしていきたいものだ。
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