デング熱とは何か?

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年8月、日本国内でデング熱に感染した患者が、
確認されたことが、厚生労働省に報告され、
その後、東京の代々木公園で、デングウイルスを持つ蚊が、
発見されたことが、大きな話題を呼んだ。

 

 

デング熱は、蚊から感染するもので、人から人へは伝播しないものだ。

 

 

また、感染しても重症化することは極めてまれで、
多くの場合、蚊に刺されてから3〜7日程度高熱が出たり、
頭痛や関節痛などが起こるが、それ程心配はない。

 

 

デング熱は、現在患者が世界で急増している疾患で、
患者数は、10年ごとに倍増していると言われている。

 

 

最近では、遺伝子組み換え蚊を自然界に放つことによって、
その地域の野生の蚊の個体数を、劇的に減らせることが、
研究の結果判明しているが、最初の試験が公表されないまま、
行われたことに対して、国際的な議論が起きている。

 

 

また、遺伝子組み換え蚊が、他の環境形態に、
何らかの影響を与える可能性も、全くゼロではない。

 

 

デング熱が突如日本国内で発生したように、今後は、
ややもすると、対岸の火事だと思い込んでいた様々な病気が、
日本国内で発生するかもしれない。

 

 

デング熱への対抗策としての、遺伝子組み換え蚊の存在は、
リスクもあれば、可能性もあるため、様々な論議を呼んでいる。

 

 

たとえ、デングウイルスを持つ蚊を撲滅できたとしても、
その他の蚊が、取って代わる可能性もある。

 

 

細菌と科学のイタチごっこは、一体いつまで続くのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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