今後、医科歯科連携は進むのか?
今や、コンビニよりも多いと言われる、歯科医院の数だが、
その経営格差は、年を重ねるごとに顕著となり、
フランチャイズ化している歯科もあれば、
経営難で、年収300万といった歯科もある。
「収入が悪い」 と、医師の夫を妻が殺害するという、
一昔前では考えられないような事件さえ、起こるありさまだ。
裏を返せば、それだけ数があるということは、
地域に密着しているということである。
予防医療の必要性が叫ばれ、口の中の状態と、
全身疾患との関わりが明らかになっている今日、
歯科医院と病院・クリニックの連携が進めば、
国民の健康増進に。大きく貢献できるはずなのだ。
しかし、現実はそれほど進んでいるとは、言えない部分がある。
医科歯科連携の大切さを認識し、進めている人は、
全体から見ればまだ少数派に過ぎない。
本来、医師が診るべきは1つの病気ではなく、1人の人間である。
人間の臓器は繋がっていて、その始まりは口なのだから、
医師も、口の中の状態を把握しておく必要があり、
歯科医師も、全身の状態を知らなければ、
本当に自分が診ている病気のもとを、
治療することはできないはずなのだ。
医療費の増大が社会問題となっているが、
医科歯科連携が進めば、必要のない医療費も削減でき、
患者の疾患の早期発見にも、繋がると予想される。
自分の守備範囲を、頑なに守っているだけでは、
衰退の一途をたどるだけである。
「医療は患者のためにある」という形骸化されつつある、
命題を、医科歯科双方の医師が、自分の守備範囲を飛び出し、
地域医療を支えていって、もらいたいものだ。
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