保育園生活でなりやすい、目や耳の病気に注意!
皮膚疾患と並んで、保育園生活でなりやすい病気に、
「はやり目」 などの、眼科疾患と、
「中耳炎」 などの、耳鼻咽喉科疾患がある。
カゼなどの内科疾患と異なり、治療が長引いたり、
繰り返し発症したりするケースが多いので、注意が必要だ。
「中耳炎」 は、急性から慢性になれば、
完治までに、2〜3カ月かかる場合もある。
また、はやり目は、10日程度は、保育園を休ませる必要がある。
さらには、症状が重くなると、手術の必要性が出てくる疾患もあり、
共働きの親にとっては、頭の痛い問題となる。
対策として挙げられるものは、何だろうか。
症状を見分けるポイントとしては、
目の疾患の場合は、目やにが出ているかどうかだ。
乳幼児の場合は、大人に比べて、目やにが出やすいものだが、
拭いても次々出てくるようなら、何らかのウイルス性疾患を、
疑った方がいいだろう。
また、耳鼻関係は、鼻水が多く出ている場合が要注意だ。
その際、鼻のかみ方が悪いと、細菌を耳の中に押し込んで、
中耳炎を起こすことがあるので、両方一度に鼻をかむのではなく、
必ず、片方ずつ、鼻をかむように、子どもにきちんと教えよう。
子どもの体質と医者との相性、薬との相性が分かるまでは、
苦労するだろうが、初期の段階で早めに受診しておけば、
子どもの症状を長引かせることもなく、自分の仕事に影響も少なくて済む。
働きながらの子育ては、とても大変だが、何らかの症状が出たら、
すぐに子どもを受診させるようにしよう。
関連記事
・子どもが病気になった時
・子育てでの仕事のダメージを、最小限にするポイント
・子どものかかりつけ医の選び方
・乳幼児に起こりやすい、ケガに注意
・乳幼児がかかりやすい、水いぼに注意
・保育園での連続感染に、気をつけよう
・保育園生活でなりやすい、目や耳の病気に注意