切り傷・すり傷の応急処置!

 

 

 

 

 

 

交通事故などで、切り傷やすり傷などを作った場合、
まず大切なことは、患部を汚さないことである。

 

 

ガラスの破片や汚れが、皮膚の中に残っていると、
感染を起こしたり、傷跡が残ってしまう可能性がある。

 

 

また、細菌の感染を防ぐために、
できれば、傷口を流水で洗い、傷口を清潔にしておくことだ。

 

 

以前は、傷口を乾燥させた方がいいと考えられていたが、
医療の発展により、傷口を乾燥させると、
皮膚の細胞が死んでしまい、治りが遅くなることが判ってきた。

 

 

また、目や手足に、ガラスなどが刺さった場合、
刺さったものは抜かずに、医療機関に行くことが大切だ。

 

 

下手に抜いてしまうと、そこから出血が広がる可能性があり、
刺さったものの欠片などが、体内に残ってしまい、
さらに治療に時間がかかることがある。

 

 

刺さったままで出血している場合は、傷口の周辺に、
なるべく清潔なものを当て、傷口よりも心臓に近い部分に、
ハンカチなどを巻いて、止血しよう。

 

 

刺し傷は、見た目の傷跡が小さくても、案外、奥まで傷が達している可能性がある。
自己判断せず、必ず、医療機関を受診しよう。

 

 

事故の際に、深い切り傷を負って出血している場合は、
傷口を圧迫して、止血しよう。

 

 

傷口を、心臓より高い位置にすると、止血効果が高まることを、覚えておこう。

 

 

ただ、止血帯を巻く時は、強く巻き過ぎたり、輪ゴムやひもなど、
幅の広いもので巻いてしまうと、血液の流れを止めてしまい、
組織を傷つけてしまうことがあるので、注意しよう。

 

 

また、巻きっぱなしにしていても、やはり同様だ。

 

 

救急車の到着を待っている間、巻いた時間を覚えておき、
30分ごとに緩めるように、気を配っておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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