卵巣嚢腫とは何か?
女性にとって、子宮筋腫や子宮内膜症と並んで、
多い疾患が、卵巣嚢腫(のうしゅ)である。
卵巣嚢腫とは、卵巣にできる良性の腫瘍のことで、
最も多い、「皮様嚢腫」 を筆頭に、3種類のタイプがある。
皮様嚢腫の場合は、卵巣の中に、髪の毛や脂肪、歯ができるというもので、
嚢腫の中に、何ができるかによって分類される。
原因は、未だに不明で、子宮筋腫や子宮内膜症と異なり、
幼児から高齢者まで、幅広い年代で起こるのが、特徴だ。
卵巣が大きくなると、月経痛がひどくなったり、
下腹部が膨らんだりすることもあるが、多くの場合、自覚症状はない。
しかし、腫瘍の大きさが、4〜5センチ以上になると、
卵巣と子宮を繋いでいる靭帯がねじれる、茎捻転を起こしやすくなり、
突然、激しい痛みを、下腹部に覚えることがあるので、十分に注意しよう。
もし、茎捻転をそのままにしておくと、
卵巣が壊死する可能性があるため、早めの婦人科受診が大切になる。
そればかりではなく、卵巣嚢腫の場合は、サイズが小さく、
自覚症状がなくても、将来、がんに変化する危険性があるのだ。
従って、現状では特に治療の必要がなく、
経過観察ということになっても、決して、それで安心してはいけない。
忙しさを理由に、定期健診から足が遠ざかり、
結果的に、命を落とすことになる可能性はあるのだから。
特に、卵巣がんのリスクが高くなる、40歳以上の人は要注意だ。
家庭を守るということは、自分の健康を守ることでもある。
定期的に、婦人科で診察を受けることを、おすすめする。
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