喉に物が詰まった場合の、応急処置!

 

 

 

 

 

 

高齢化社会が進む中、老人の誤飲事故が増えている。

 

 

食べ物や、身近にあるものなどを口に入れて、喉に詰まらせることが、
窒息などに繋がり、寝ている最中に、そうしたことが起こることで、
朝起きてこないので、家族が様子を見に行ったら、冷たくなっていた。
... などのケースが、後を絶たない。

 

 

また、子どもが食品以外のものを誤飲することも、
相変わらず、一定数起こっている。

 

 

いろんな啓蒙活動を行っていても、これらの誤飲事故が、
一向に減らないのは、「自分のところは大丈夫」 という、
安易な考えに基づく、認識の足らなさにあるといっても、過言ではない状況だ。

 

 

食べ物などを喉に詰まらせた場合は、
咳ができる状態であれば、咳を続けさせることが、まず大切である。

 

 

咳で、喉に詰まらせた異物を吐き出させるのが、
最も効果的な方法であるからだ。

 

 

なかなか異物を吐き出せず、咳が弱くなってきたら、背中を叩くようにしよう。

 

 

この際、吐きだした物が、再び喉に詰まらないように、
頭は胸よりも低い位置に、なるようにすることを忘れないように。

 

 

慌てて水で流しこもうなどとは、決してしないこと。
かえって取り出しにくくなり、逆効果だからだ。

 

 

子どもの誤飲を防ぐポイントは、当たり前のことだが、
目に入るところに、危険な物を置かないことである。

 

 

手の届くところに置かないようにするだけでは、不十分で、
子どもは、いったん興味を持つ、とどんな手を使っても、
それを手にしようとするからだ。

 

 

そのため、目の届かないところに置くことが、肝心である。

 

 

また、容器を移し換えたら、きちんと表示し、
何が入っているのか、一目で分かる様にしておこう。

 

 

こうしたこまめなことが、大きな事故を防ぐことだと、
大人は、その都度確認するようにしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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