子どもが病気になった時!
昔に比べ、共働きをしながら、子どもを育てる人の数は、格段に増えている。
仕事と子育ての両立生活で、まず問題になるのが、子どもが病気になった時だ。
保育園に通わせていても、子どもに熱があったり、
下痢などしていたら、基本的には、保育園に預けられない。
誰かが子どもと一緒にいて、看病しなければならないが、
二世帯住宅で、どちらかの親がいる場合を別にして、
仕事を休まなければならない必要性に迫られる。
子どもの病気が続くことで、「私が働いているせい」 と、
罪悪感を感じてしまう親も、中にはいる。
もっとも、子どもを放置して、平然としている親に比べれば、
はるかにマシだと思うのだが。
どんな子どもでも、入園当初は、病気がちになるものである。
従って、「私が働いているから」 と、罪悪感を持つ必要は全くない。
むしろ、仕事に復帰して、以前と同じように働こうとして、
自分の身体を壊す親の方が、多いものだ。
誰もが通る道と考え、「休みが重なるのは、今の内だけ」 と、
心に余裕を持つ方が大切である。
休みにくい場合は、実家や隣近所、サポートセンター、
ベビーシッターなどを準備しておくことも、怠らないことだ。
いずれにしても、育児に一生懸命になり過ぎて、
自分の身体を壊しては元も子もない。
女性の間で、手遅れになる大腸がんや、乳がんなどが発見されるのも、
こうした子育ての忙しさの中で、なかなか検診を受けようとしないからだ。
理想と現実は違うと、人は言うだろうが、結果的に、
どちらが子どものため、自分のためになるのか、よく考えて行動するようにしよう。
関連記事
・子どもが病気になった時
・子育てでの仕事のダメージを、最小限にするポイント
・子どものかかりつけ医の選び方
・乳幼児に起こりやすい、ケガに注意
・乳幼児がかかりやすい、水いぼに注意
・保育園での連続感染に、気をつけよう
・保育園生活でなりやすい、目や耳の病気に注意