子宮内膜症の治療方法!
20代後半〜30代前半の若い女性が罹りやすい、子宮内膜症だが、
検査で見付かっても、痛みや不妊などの症状がなければ、
治療の必要はなく、定期的に経過観察するだけで、OKだ。
もし、症状があって、治療しなければならない場合は、
大きく分けて、手術と薬物療法と、2つの選択肢がある。
まず、薬物療法の場合は、鎮痛剤を使用し、痛みを抑えるのが一般的だ。
しかし、病気の進行を防ぐことはできず、
鎮痛剤が効かない場合は、ホルモン療法を行う。
低用量ピルを服用することで、月経時の痛みを軽くするのだが、
すぐに妊娠したい場合は、不向きと言え、症状だけでなく、
罹患した女性の状況によって、どういう治療を行うかが大切である。
ホルモン療法で効果がない場合は、手術を行う。
不妊の原因が、子宮内膜症にある場合は、
病巣だけを取り除き、正常な子宮や卵巣は残す、「保存手術」 が一般的だ。
しかし、術後3年間で、約半数が再発すると言われており、
術後は、再発予防に、ホルモン治療を施すことが多い。
また、手術は、卵巣機能を低下させる危険性があり、
2回以上手術すると、妊娠しにくくなる可能性が高くなってしまう。
従って、妊娠を希望する女性は、おかしいと思ったら、
なるべく早く検査を受け、子宮内膜症の予防をすることが、大切なのだ。
そうしなければ、症状が重い場合は、
卵巣をすべて取り除く、「根治手術」 を、行わなければならなくなり、
卵巣がんのリスクは減るが、妊娠の可能性は、なくなってしまう。
予防医療の重要性が、喧伝されているが、
女性の身体を守ることにこそ、最もその必要性があると言えるだろう。
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