心筋梗塞の前兆である、EDにご用心!
一般的に、”ED” というと、年齢や精神的な理由が、
原因と思われて、軽く見る傾向がある。
当の本人も、「男として情けない」 という風に思い込んでしまい、
他人からの嘲笑の対象となることを恐れ、なかなか相談しにくいものだ。
しかし、最近の研究によると、EDは、動脈硬化や糖尿病を始めとする、
生活習慣病と、大きな関わりがあることが判明している。
実は、EDは、動脈硬化による血管障害で、
動脈硬化の初期症状として、注意すべきものなのだ。
動脈硬化は、進行すると、心筋梗塞や脳梗塞などの、
重大な症状を引き起こすものだが、心筋梗塞を発症した人の半数以上が、
その数年前に、EDを発症していたというデータがあり、
近年、EDは、心筋梗塞の前兆と考えられる様に、なってきているのである。
言わば、EDは、生命の危険を知らせてくれる、貴重なサインなのだ。
ただ単に、「勃起する、しない」 という狭い問題では、決してない。
全身の血管障害の中でも、EDは、一番初めに起こるものの1つで、
他の兆候よりも違って、自分ではっきり自覚できるところに、特徴がある。
それだけに、EDが疑われる場合は、
早めの受診が、大切になってくる。
症状があっても、年齢のせいにして諦めたり、
他人に相談するのが恥ずかしいという理由から、
医療機関での受診をためらっていると、手遅れになる可能性がある。
また、医療の発展によって、ED治療薬は、
血管のアンチエイジングとしても、新たな注目を集めている。
動脈硬化にならないための、生活習慣改善もさることながら、
医療機関への受診と、医師の処方によるED治療薬を、
試してみるのも、1つの方法ではないだろうか。
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