日本で独自に発達した、東洋医学!

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的に東洋医学というと、漢方薬や、鍼や灸を思い浮かべる人が多いだろう。

 

 

江戸時代に全盛期を迎えた東洋医学だが、明治以降は、
日本政府が、ドイツ医学を正規の医学として採用したこともあり、
だんだん衰退していった。

 

 

しかし、昭和になると、手軽に服用できる漢方薬が作られて、
普及に成功したことがきっかけで、再び注目を集めた。

 

 

現在では、西洋医学よりも副作用が少なく、
原因がはっきりしない症状や、腰痛などの慢性的な症状に、
効果があることが広く知られるようになり、
鍼灸や、漢方薬を取り入れる医師が増えている。

 

 

そのせいもあってか、21世紀に入ってから、医学部教育の中に、
『東洋医学コアカリキュラム』 が、正式に導入されている。

 

 

「陰と陽」、「虚と実」、「五行説」 など、東洋医学の診断や、
治療に使われる哲学は、実は、医療技術と別に生まれたものである。

 

 

基本的な医療技術が確立した後に、病状の、
診断や治療を考える上で、古代の哲学を取り入れたわけである。

 

 

鍼灸や漢方薬など、中国伝統医学は、現在では、
中医学と呼ばれ、日本における漢方とは、異なる部分が多い。

 

 

その理由は、日本に入ってきた中国伝統医学は、日本独自の発達をし、
現在に至っているからで、「和漢方」と呼ばれることもある。

 

 

中国伝統医学の中には、鍼灸や漢方薬の他に、
気功や太極拳も含まれており、これらを、診療に取り入れる医師も増えている。

 

 

医療というものは、1つの考え方を無理やり当てはめるものではなく、
風土に合わせて成立し、発展していくものだということを、
これらの歴史的事実は、教えてくれていると言えるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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