最新歯科医療について!〜むし歯治療〜

 

 

 

 

 

 

 

 

かつてのむし歯治療と言えば、むし歯の部分を削って、
詰め物をして治すというのが定番だったが、最近は、
できるだけ歯を削らずに治すというのが、基本線となっている。

 

 

そもそも、むし歯の結果である穴があいた部分を削って、
詰め物をすることよりも、病気を治療するのであれば、
穴ができないようにするのが、本来の姿なはずで、そういう意味では、
やっと本来あるべき、むし歯治療ができるようになってきたと、考えるべきかもしれない。

 

 

歯科に行ったことのある人なら、むし歯の進行度を表す、
C1〜C4の言葉を聴いたことが、誰でもあるだろう。

 

 

なぜCと言うかと言えば、むし歯のことを、
「カリエス(caries)」 と呼ぶことから、その頭文字を使っているわけで、
数字が大きいほど、症状が酷いということである。

 

 

長らく使われてきたこの呼び名だが、最近では、
管理すれば、進行を防ぐことができる可能性のある段階を、
「C0」 と呼び、歯を削ることなく、歯垢を取り除いた後、
薬剤を塗るだけの、「再石灰療法」 を施す医師も増えてきている。

 

 

むし歯が進行して、歯髄まで細菌に感染してしまうと、
激しい痛みに襲われる、歯髄炎を引き起こし、
さらに症状が進めば、あごの骨まで侵される可能性がある。

 

 

そうした場合でも、感染した歯髄を取り除き、
消毒して、歯を残す歯内治療も進んでいるが、
そこまでいくまでに、食い止めるのが一番である。

 

 

むし歯治療ほど、医師の理念や腕が試されるものはない。
変な医師にかかろうものなら、抜かなくてもいい歯まで、抜かれてしまう。

 

 

腕利きのかかりつけの歯科医を、常に確保しておくよう心がけておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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