最新歯科医療について!〜口腔外科治療〜
口の中にも様々な疾患が発生するが、中でもガンは、
・舌がん
・歯肉がん
・口腔底がん
・頬粘膜がん
・口蓋がん
の5種類があり、これらを総称して、「口腔がん」 と呼んでいる。
口腔がんの治療は、手術と放射線療法や、化学療法を併用するのが一般的だ。
がん切除後は、欠損部分の再建手術を行う場合もある。
口腔がんを生み出す、2大リスクと言われているのが、タバコとアルコールだ。
この他、むし歯や、噛み合わせの合わない入れ歯、歯周病なども、
リスクがあると言われており、口の中を清潔にすることは、
私たちの予想以上に、健康と関わっていることを理解しよう。
最近増えている、口の中の症状として、「ドライマウス」 が挙げられる。
いわゆる、「口腔乾燥症」 のことだが、発症する原因は、
ストレスや薬の副作用などにより、唾液量が減少することだ。
特に、うつ病の方が服用する抗うつ剤などに、
ドライマウスを引き起こす作用があり、ドライマウスとうつ病、
さらに、ストレス社会との関わりは、切っても切り離せないものとなっており、
今後、さらに増えると予想される。
口内炎から顎関節症、さらには、インプラントと関連する、
あごの骨の再建法など、口腔外科が扱う診療分野は、意外に幅広い。
口腔外科とは、歯科と外科が一緒になった診療分野で、
口腔やあごの異常を、手術で治す治療と考えれば、分かりやすい。
美容的要素も絡んでくるので、時代と共に発展し、
ニーズが高まってきた診療分野と、言えるだろう。
特に、人工骨の発展は目覚ましく、身体から骨や組織を採らなくても、
人工骨で、骨移植を行うことが主流になる時代は、近付いている。
患者の負担を大きく減らすこれらの最新医療が、
一般的になることを願ってやまない。
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