月経トラブルについて!

 

 

 

 

 

 

 

男性にはなく、女性にしかないものの1つが、月経である。

 

 

女性にとって月経は、思春期から更年期まで、
40年程度の歳月に渡ってお付き合いするもので、
初潮が来た時に、赤飯を炊いて祝ってもらったなどという話も、
ドラマの世界だけかと思いきや、意外とあったりするものだ。

 

 

痛みや不快を伴っても、「そういうものだから」 の、
一言で済まされた経験は、女性なら誰でも覚えがあるものだろう。

 

 

しかし今日、女性のライフスタイルが大きく変貌する中、
女性にとって月経は、「そういうもの」 と、
一言では片付けられない状況になってきている。

 

 

その理由として挙げられるのが、女性の晩婚化である。

 

 

今や、初産平均年齢は30歳になり、
女性一人当たりが産む人数も、減少の一途を辿っている。

 

 

そもそも、妊娠及び出産は、言い方を変えれば、子宮の大掃除で、
出産の度に、子宮の状態がリセットされていたのである。

 

 

加えて、かつては、初産年齢も今よりは低かった。

 

 

子宮内膜症や、卵巣がんなどの病気が増えている背景と、
リセットされることなく月経が続き、出産という、
子宮の大掃除の機会が減ったこととは、密接に関連しているのである。

 

 

従って、初産年齢が上がった現代においては、
子宮や卵巣をいい状態に保つことが、大切だ。

 

 

それは、女性本人だけでなく、家族全員の課題として、
認識されなければならない。

 

 

ストレス社会と言われ、女性の社会進出が進む中、
女性の身体を守ることは、以前より難しくなっている。

 

 

しかし、この課題を解決しない限り、少子高齢化社会はますます加速し、
やがて、社会の大きな破綻のきっかけになることは、間違いないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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