氷依存症に注意しよう

 

 

 

 

 

 

暑い夏にはかき氷が定番だが、中には、
氷をかじるのが趣味というくらい、頻繁に氷を口にする人達がいる。

 

 

氷が無性に食べたくなる、「氷食症」 という病気があるのを、ご存じだろうか。

 

 

これは、鉄欠乏性貧血の症状の1つとして、現れることがあるので、
身の回りで氷ばかり口にしている人がいるようであれば、
鉄欠乏性貧血を疑う必要がある。

 

 

氷を頻繁に食べる人が共通して口にするのは、
「口の中が冷たくて気持ちがいいから」 ということである。

 

 

裏を返せば、口の中に熱さを感じているということであって、
これは、鉄欠乏性貧血の人に通じる症状なのだ。

 

 

特に、若い女性は、毎月月経で血液を失うため、鉄分が不足しがちになる。
スポーツを行っている人も、鉄分不足は要注意である。

 

 

鉄分は、全身に多くの酸素を運ぶために不可欠な栄養素だ。

 

 

口の中が熱いと感じている人は、鉄分不足だけでなく、
胃潰瘍や子宮筋腫の様に、血液をたくさん失う病気が、
隠れていることもあるなど、様々なことが考えられる。

 

 

また、一時凌ぎで、氷ばかり口にしていると、
身体が冷え、自律神経のバランスも崩れがちだ。

 

 

そこに、偏食が重なるとなおのことで、
身体のあちこちに、変調をきたす恐れがある。

 

 

鉄欠乏性貧血の人は、口の中が普通の人より、
0.2〜0.3℃ほど高いことが判明している。

 

 

ひどい人は、夏だけでなく、一年中氷を口にしている人もいる。

 

 

暑いからと、氷ばかり口にしていると、知らず知らずの内に、
鉄欠乏性貧血を始め、夏バテ体質になってしまう可能性があるので、注意しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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