治験とは何か?
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治験とは、治験薬と呼ばれる医薬品の候補物質を用いて、
国の承認を得るための、成績を集める臨床試験のことである。
日本においては、企業が主導して行われている治験だが、その場合、
どうしても、企業にとってビジネスにならない患者数の少ない難病や、
小児疾患などの分野は、後回しにされがちであることが、問題視されてきた。
こういった有効な治療法が確立されておらず、
医薬品の開発が進んでいない治療分野における医療ニーズを、
「アンメットメディカルニーズ」 と呼んでいる。
アンメットメディカルニーズにおいて、
企業治験を促進する政策を国は採ってきており、企業も動くようにはなったものの、
早い対応を望んでいる患者のニーズを、十分に満たせていないのが現状である。
このため、医師が主体的に動き、臨床試験を積み重ねて特許を取得し、
自らのクリニックで販売などしている医師も存在するが、
社会的認知には至らず、本当にその薬が必要な人に届いていない。
アメリカにおいては、医師が主体的に、
アンメットメディカルニーズを解消するための、臨床試験を積極的に行っている。
企業主導よりも、研究者主導の臨床試験の方が多いくらいだ。
ノーベル賞を受賞した、京都大学の山中伸弥教授を始め、
日本の基礎研究レベルは高いと言われているが、
臨床研究力は世界に比べ、大きく後れを取っている。
現場で働く多くの医療スタッフは、
治療法のない患者を、何とかしたいと考えている。
その思いを活かせる研究環境を進めることが、これからの課題だろう。
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