海外で伝染病にかからないためには!
海外で感染する、危険性の高い伝染病は様々あるが、
中でも、水や食べ物が原因で、消化器系の病気に罹患する人が多い。
「肝炎」、「コレラ」、「腸チフス」、「赤痢」
などが挙げられるが、ほとんどは、注意しておけば防げる病気だ。
「郷に入っては郷に従え」 ということわざもあるが、
現地の人と同じ食習慣を行うと、普段との違いに、
身体が異変を起こす危険性は十分にある。
調子に乗って身体を壊してしまっては、
せっかくの旅行が台無しになるだけではなく、
帰国後も、不安にかられることになる。
周囲の人にも迷惑がかかる。
そうしたことを防ぐためにも、
最低限、次のことだけは、必ず実行するようにしよう。
まず、当たり前のことだが、手洗いをこまめにすること。
ただ単に水で洗い流すだけでなく、洗剤を使うこと。
洗剤がない場合は、アルコール成分を含む衛生用品などを使用し、
とにかく清潔にすることだ。
また、海外では、生水は禁物である。
水道水を使用する場合は、沸騰させてから使うようにしよう。
暑い地域に行くと、氷を使用した飲食をしたくなるものだが、
これも、不衛生な地域の場合は、何らかの病原体に汚染されている可能性がある。
生鮮魚介類、肉、野菜も、生ではなく、
十分火の通った料理を、食べるようにしよう。
また、加熱された料理であっても、
屋台や不衛生な飲食店では、病原菌が繁殖している可能性がある。
食事は行く前に、きちんと情報収集し、
海外だからこそ、安全な食生活を心がけよう。
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