犬や猫も罹患する、糖尿病!
健康寿命を守るために、生活習慣病の予防するための、
取り組みが進められているが、何も生活習慣病になるのは、人間だけの話ではない。
生活習慣病の代表格である、糖尿病には、犬もなる可能性があるのだ。
糖尿病の定義は、血糖値を下げる、インスリンが不足したり、
分泌する、すい臓の機能が衰えることで、血液中のブドウ糖を、
きちんと処理できなくなることだが、犬の場合は、
遺伝的にインスリン不足であることが多いので、注意する必要がある。
また、猫の場合は、他の病気と関連した、
一時的なグルコース中毒になるケースが多い。
その他、人間と同じように、犬や猫も食べ過ぎや、
運動不足による肥満から、発症するので注意しよう。
初期症状としては、尿の量が異常に多くなる。
そのため喉が渇き、水を多く飲み、食欲旺盛で食べているにも拘わらず、
痩せてくるようなら、糖尿病を疑った方がいいだろう。
無症状のまま進行し、白内障や腎不全といった、
合併症が起きてから気づくことなど、人間と同様のことが多い。
特に猫の場合は、ケトアシドーシスと呼ばれる、循環血液減少を引き起こし、
虚脱状態となってしまうことがあるので、気をつけよう。
この疾患になると、まず、入院して点滴を行い、
循環血液量を回復させてから、インスリン治療を行わなければならない。
放置しておくと生命に関わるのは、人間も犬も猫も同様である。
ペットも家族の一員なのだから、
少しでもおかしいと思ったら受診し、予防医療を進めよう。
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