発作の起きないぜんそくがある?

 

 

 

 

 

 

 

ぜんそくと言えば、ひどい発作を起こしせき込む病気というのが、
一般的なイメージだが、ぜんそく関連の病気の中には、
『発作を起こさないぜんそく』 があることは、あまり知られていない。

 

 

それが、『咳ぜんそく』 と、『アトピー咳嗽(がいそう)』 と、呼ばれるものだ。

 

 

この2つは、長く咳が抜けない病気だが、
ぜんそく発作が出ないところに、特徴がある。

 

 

どちらもアレルギーが、発症に関係しているのも特徴だ。

 

 

まず、咳ぜんそくは呼吸困難を起こすことはなく、
痰も出ない空咳が続く病気である。

 

 

気管支が過敏になっているので、冷気やタバコの煙、
精神的なストレスが、咳をするきっかけになる。

 

 

また、寝ようとすると咳が出やすく、不眠の原因となってしまう。

 

 

放置しておくと、本物のぜんそくになってしまう、
可能性が高いので、早めの治療が肝心だ。

 

 

また、アトピー咳嗽は、咳ぜんそくと同じく、いつまでも咳が続く病気だ。

 

 

咳ぜんそくと違うのは、ぜんそくにはならないと考えられている点で、
半数以上は再発してしまうものの、治療をきちんとすれば、
比較的すぐに治まるものである。

 

 

長引く咳はウイルス感染で、気管支炎を患っている場合や、
アレルギー性鼻炎で、鼻が詰まってる場合にも起こる。

 

 

大事なことは、どちらもぜんそくの初期または軽度なものとして、
捉えるべきで、先々本物のぜんそくにならないように、
早めに適切な治療を行っておくことが大切だと、心掛けておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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