目のリハビリ担当である、『視能訓練士』
高齢化社会が進む中、リハビリ関係の仕事が増えているが、
目に関するリハビリ担当の仕事と言えるのが、『視能訓練士』 と呼ばれる仕事である。
視能訓練士とは、眼科医の指示のもとに、
目に関する検査や、目の機能を回復するための訓練を、
患者に対してする仕事だ。
職場は、病院の眼科やクリニックが中心だが、
医療の多様化が進む中、リハビリ施設で働く人もいる。
目の検査に使用する医療機器も、年々発展を遂げており、
眼科診療に関する知識はもちろんのこと、
的確な機械操作や、理解力が求められている。
視能訓練士になるには、視能訓練士国家試験に、合格しなければならず、
高校を卒業し、視能訓練士養成施設で学ぶのが、一般的だ。
有資格者は、近年増加の傾向にあり、需要は拡大している分野と言える。
有効期限がないため、一生働ける資格で、
昔から女性が多く働く職業なことから、結婚や出産を含めた、
女性のライフワークに適していることも、大きな特徴である。
そのため、子育てが一段落してからの再就職も、しやすい職業だ。
また、看護師などと違って、肉体労働も少なく働きやすい。
子供を相手にする仕事内容も多いので、
自身の子育て経験を、活かすこともできるだろう。
視能訓練士にとって一番大切なことは、
患者やその家族と、良好な人間関係を築けるかどうかだろう。
なぜなら、視覚というのは、その人個人の感じ方の部分が大きいからだ。
少々見えにくくても、気にしない人もいれば、その逆もある。
コミュニケーションをうまくとれるかどうかで、
検査のスムーズな実施や視能改善に、大きな影響が出てくる。
特に、子供相手の場合は、親もからんでくるから尚更だ。
技術的にも人間的にも、常に成長が求められるが、
今まで見えにくかったものが、見えるようになった時の、
患者や家族の喜びを共有できる、やりがいのある仕事と言える。
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