近年増えている、成人ぜんそくに注意!
ぜんそくと言えば、「ある程度歳を重ねている人の病気」
というイメージが強いが、最近では年齢に関係のない、一般的な病気になっている。
患者総数は、いまや400万人に達すると言われており、
今後注意すべき病気の1つとなっている。
呼吸する時に空気が通る道のことを、”気道” というが、
ぜんそくは、この気道が慢性的なアレルギー性の炎症によって、
狭くなる病気のことで、正式名は、『気管支ぜんそく』 という。
近年患者数が増加している背景は、生活環境の悪化が、何よりも大きい。
1960年代に起こった公害問題でも、ぜんそくは、
大きな病気の1つだったが、現在は、中国から流れてくる大気汚染が、
ぜんそくの原因として、クローズアップされている。
こういった呼吸器に直接影響を与えるものは、もちろんのこと、
食品添加物やペット、住宅建材に使用されている塗装なども、
ぜんそくを発症させる原因になっていると思われる。
また、過労やストレスも大きな要因であり、私たちの周りには、
ぜんそくを引き起こす可能性のあるものが、予想以上に、沢山あるのだ。
夜間や早朝に激しくせき込んだり、背中に張りを感じたり、
息を吐くのが苦しかったりすると、ぜんそくの可能性がある。
長引くカゼと思ってそのままにしていると、
重症化する恐れもあるので、おかしいと思ったら、
早めに医療機関を受診し、ぜんそくかどうか確かめよう。
早期受診と早期検査が大切なのはガンだけではなく、
どの病気でも共通していることなのだから。
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