遺伝病と遺伝子病は違う?
人間のDNAは、約30億塩基対の、A,G,C,Tの配列から成り立っている。
この約30億ある内の、たった1つが変異するだけで、病気になることもあれば、
1000個に1つが変異していても、病気にならないこともある。
要は、どの配列が変化しているかが、重要な問題なのだ。
遺伝子の変化すべてが、病気に結び付くわけではないことを、よく覚えておこう。
誤解しやすいもう1つのことは、「遺伝病と遺伝子病は違う」ということだ。
遺伝病は、親から子へ遺伝子の異常が受け継がれる病気だが、
遺伝子病は、遺伝子の塩基配列の変化により、
個体レベルで、特定の病気を発症する場合のことだ。
要するに、
親から子へ、遺伝子の異常が受け継がれるとは限らない病気が、遺伝子病で、
その内、次世代に遺伝するものが、遺伝病と考えれば、分かりやすいかもしれない。
そういう意味では、大部分の、”がん”は、
遺伝子が異常を起こしていることが原因なので、遺伝子病の代表格と言える。
もちろんそういった遺伝子を持っていたとしても、
すべての人が発病するわけではない。
遺伝子を持っていることと、発病することとは、また別の問題なのだ。
むしろ最近では、日常生活の過ごし方や職場環境など、
いわゆる、環境要因の関わりが大きいと言える。
添加物がふんだんに使われた食事ばかりとり、
睡眠不足になるような、不規則な生活ばかりしていては、
遺伝子の悪質な変化を助長させているようなものだ。
最新の知識を取り入れることも重要だが、
まずは、普段の日常生活を見直すところから進めてみよう。
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