食事中はテレビを消した方がいい?
食事の際に、よく噛んで食べることが、
歯を鍛えるということは、よく知られている。
噛むという動作は、食べ物を細かく砕き、消化しやすくするものだが、
それだけではなく、脳を活性化する役割も持っている。
よく噛んで食べることは、食べ過ぎの防止になるなど、いいことづくめだが、
テレビを見ながら食事をすると、疎かになりがちだ。
特に、子どもの頃は、食事に集中しないと、免疫力を下げてしまい、
病気にかかりやすい身体を作ってしまうので、子どもを持つ親は、
いわゆる、「ながら食事」 を、子どもにさせないことを、心掛けよう。
まず、食事中にテレビを見ていると、どうしても意識がテレビにいってしまう。
その結果、唾液を十分に出すことができず、
噛む回数も少ないため、胃に、そのまま食べ物が送られてしまうのだ。
消化不良の食べ物が、たくさん胃や腸に送り込まれると、
腸内細菌のバランスが崩れ、胃腸の負担を増やしてしまい、免疫力の低下を招いてしまう。
人間は、食べることで、精神的な安定を得ている生き物だ。
その行き過ぎが、「ストレス太り」 にも繋がっている。
食品添加物満載の食物を、テレビを見ながら、
よく噛まずに流し込むことは、日に日に自分の寿命を縮めているようなものだ。
子どもは、大人のマネをするもの。
食卓の近くにはテレビを置かず、親がよく噛んで食事をしていれば、
子どもも、同じように正しい生活習慣が身につくだろう。
柔らかく食べやすいものばかり、食卓に並べないことも大切だ。
子どもの将来のことを考えるなら、どこの学校や塾に行かせることばかり考えず、
正しい食生活、習慣を身につけさせるようにしよう。
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