食品添加物は安全なのか?
タバコを買うと、パッケージに、
「喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます」
といった表示と共に、
厚生労働省の、ホームページアドレスが書かれるようになって、
しばらく経つが、こうした表示は、食の安全が脅かされていると、
言われて久しい食品関係には、明示されていないものだ。
日本人が、加工食品と共に口に入れている、食品添加物は、
年間、4kgを超えると言われており、因果関係は、
必ずしも証明されていないものの、アトピー性皮膚炎など、
身体に影響を及ぼしていることは、もはや周知の事実と言っていいだろう。
食品を買う時、必ず、原材料名は表示されているものだが、
そこに使用されている食品添加物が、どれだけ安全性があるのかは、
知識がないと、分からないものである。
いくら食品添加物が、摂取許容量が決められていて、
安全性に配慮していると、説明されたところで、食事の仕方によっては、
必要以上の添加物を摂取している可能性だって、否定できないはずだ。
例えば、多くの加工食品に使用されている、「ビタミンC」 だが、
これは、レモンやグレープフルーツに含まれている、
ビタミンCとは、全く異なるものである。
レモンからの抽出物ではなく、化学物質を使用し、
大量生産された、合成ビタミンCである場合が、ほとんどだからである。
1つ1つの添加物は、毒性テストが行われているが、それが、
他の添加物と同時に摂取した場合に起こる、化学反応までは、テストされていない。
場合によっては、発がん性物質を生み出すことさえ、あるというのにだ。
仮に、それが原因で病気になったとしても、
「因果関係が証明できない」 の一言で片づけられる、そうした状況に、
私たちの暮らしが成り立っているということを、認識しておく必要があるだろう。
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