飲料はどこまで安全か?
コーヒーやお茶など、毎年どころか、季節が変わるごとに、
新商品が店頭に並び、その種類の豊富さには、驚くばかりだが、
その安全性は、どこまで保たれているのかが、本来大切なことである。
飲料の特徴として、特定保健用食品というのが、
いろいろな種類で出ているが、これが結構曲者である。
もちろん、そうやって銘打たれているだけであって、
一定の、身体にいい成分や、役割のある飲料が多いわけだが、
栄養強化を隠れ蓑にした、酸化防止剤としての役割しかない、
ビタミンCの使用とか、緑茶なのに、香料が使用されていたりする場合がある。
それでいて、食生活のバランスを謳っているのだから、何をか言わんである。
また、かつては缶コーヒーは、砂糖が多いから、
飲みすぎに注意と言われていたが、最近は、人工甘味料や香料、
酸化防止剤、安定剤の使用が、疑問視されている。
そもそも、香りのあるコーヒーに、
なぜ、さらなる香料などを必要とするのだろうか。
缶コーヒーをどうしても飲みたい場合は、
完全無添加のブラックが、おいしく安心なのでおススメだ。
人工甘味料は、糖質ゼロと謳われてはいるが、
その実態は、砂糖よりも甘いものだ。
カロリーが低いから、健康な飲料というものではない。
動物実験で、白血病や悪性リンパ腫などの結果が出ている、
人工甘味料が、堂々と使用されているのはなぜだろうか。
人間であれば、発がん性が消えるなどとは、誰も保証できないものなのだ。
最近、免疫系の病気がとみに増えているのは、
こうした食品の問題と、無関係とは言えないだろう。
自分、そして家族の健康な体を守るためにも、
食品添加物に関する知識は、必要さを増していることを認識しておこう。
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