DNA検査とRNA検査の違い!
一口に遺伝子検査といっても、調べる対象によって、
「DNA検査」と「RNA検査」の2種類がある。
DNA検査が、設計図としての、”変化しない” 遺伝情報を、調べる検査であるのに対して、
RNA検査は、刻一刻と、”変化する” 遺伝子発現の動態を、調べる検査なのだ。
DNA配列が正常であったとしても、その遺伝子が過剰に発現していたり、
あるいは、発現レベルが低いことが理由で、発症する病気もある。
一般的な認知度が高いのは、DNA検査だが、
RNA検査が果たしている役割も、大きいことも覚えていてもらいたい。
刑事ドラマなどでよく見かけるように、DNAは、
・口内細胞
・唾液
・毛根
・血液
などから、簡単に採取できる。
血痕の大きさが、「2ミリ以上、もしくは、100万分の1リットル以上」
あれば、実用的なDNA鑑定が可能というから、科学の進歩はすさまじい。
これに対してRNAは、常に変化し、採取後の扱いも難しいため、
DNAほど採取は簡単ではない。
最も一般的な方法は、専用キットを用いて、
血液の中に含まれる白血球から、RNAを採取する方法だ。
DNA検査に比べ、RNA検査は、万が一検査結果が流出しても、
常に変動している遺伝情報であるため、重要度が低いことが、利点である。
RNA検査を行い、異常な働きをしている遺伝子を、
特定することで、病因遺伝子に迫ることもできる。
最近では、RNA検査を利用して、健康遺伝子や、
メタボ遺伝子を検査する、健康診断的なことを行っている機関もある。
未だ研究途上の部分も多いRNA検査だが、
今後、ますます洗練されていくことが、予想されている。
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